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■ 児童文学の中の"イギリス"を読む

イギリスは児童文学の宝庫です。

話題の『ハリー・ポッター』を持ち出すまでもなく、私も幼少期から
ずいぶんイギリスの児童文学、特にファンタジーに心を躍らせたもの
でした。

そんななかで、大人になってからも何度も読み返したファンタジーに
『ナルニア国ものがたり』(全7巻 C. S. ルイス作、瀬田貞二訳
岩波書店)のシリーズがあります。

http://www2.neweb.ne.jp/wd/nichigai/tranradar/lion_witch.html

このシリーズの1冊目が『ライオンと魔女』という物語なのですが、
最近、物語の本筋には直接関係しないところで、この物語がとても
"イギリス的"に読める部分があることに気づきました。

ひとつは、主人公の子供達のひとりであるルーシィがフォーンのタム
ナス氏の家に招かれる場面で、タムナス氏はルーシィを引き留める
ためお茶をごちそうするのですが、このとき出される食べ物がちょっ
としたお茶にしてはずいぶん豪華だなあと子供心にも感じた記憶が
あります。

もうひとつは、途中子供達がビーバー夫妻と一緒に迫り来る追っ手
から逃れようとする場面で、事態が差し迫っているにもかかわらず、
ビーバー夫人は家から持ち出す荷物にしっかりお茶を入れ、そのこ
とがわざわざ(まるで確認させるかのように)書かれているのです。

「写真とエッセイ 童話の国イギリス」(三谷康之著 PHP研究所)
を読むと、イギリスにはとにかく朝から晩までお茶の時間があり、
イギリスの人たちにとって「お茶の時間」というのはかけがえもなく
大切なもだということがわかります。

また、それぞれの「お茶の時間」にはスコーンやサンドイッチなど、
けっこうな量の食べ物をつまむらしく、「喫茶店のアーフタヌーン・
ティー(のセット)」の写真を見ただけで私などはおなかがいっぱい
になりそうです。

→「喫茶店のアーフタヌーン・ティー(のセット)」
 http://www2.neweb.ne.jp/wd/nichigai/tranradar/mitani3.html
「写真とエッセイ 童話の国イギリス」より(三谷康之著 PHP研究所)

ということで、『ライオンと魔女』の物語に出会ってから二十年。
私は初めて、タムナス氏のもてなしやビーバー夫人の行動に「それは
著者がイギリス人だからなのね」と納得したのでした。

                            (み)
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