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 ■ 《著者に聞く》

 『イギリス「窓」事典 文学に見る窓文化』著者・三谷康之さん

 営業マンの青木です。
 この12月に小社より『イギリス「窓」事典 文学に見る窓文化』を刊
 行される東洋学園大学の三谷教授のもとを訪れてきました。
 本書は「イギリス紅茶事典」「事典・イギリスの橋」に続くイギリス・
 シリーズ最新作です。今回とりあげられたテーマは「窓」。三谷教授が
 実際に撮影された「窓」の写真とその解説、それに加えどの様な形で
「窓」が文学作品、映画などに登場するかが詳しく記述されています。

 さて、《著者に聞く》などと大仰なタイトルをつけましたが、聞きに行
 くのは私でございます。先生も相手を選ぶものです。難しい話はぬきで
 楽しい「窓」のお話をお聞かせいただきました。
 
 それではその一端をご紹介いたします――

 --西洋の「窓」というとガラスをイメージします。
 --そうですね。日本で言うところの関ヶ原の合戦が行われた頃に、既に
   ヨーロッパではガラスが窓に使われていました。日本の様に紙ででき
   た障子なら採光できますが、そうでないのでガラス技術が発達したの
   でしょう。
 --それまでは?
 --板戸ですね。ですから板戸を閉めてしまったら、真っ暗になってしま
   うわけです。西洋では「窓税」というものがありました。ガラスが高
   価だったということもありますが、採光できるガラス入りの窓は贅沢
   品とみなされていたんですね。で、日本でも紙は貴重品ですから「窓
   銭(まどせん)」といって、窓の数に応じて徴収していたらしいので
   す。お役人の考える事は似通ったものですね。

 --また、面白いことにイギリスでは〈冬でも寝室の窓を少し開けて寝る〉
   習慣があります。暖炉などの一酸化炭素中毒を防ぐためかといえばそ
   うではありません。今日のそういった心配のない暖房具が備わった部
   屋でさえ、彼らは寝るときにすこし窓を開けます。
 --寒くないのですか?
 --どうもイギリス人は日本人と比べ低温で、しかも新鮮な空気が循環し
   ている環境で眠ることを好むようですね。これは米国人も同様のよう
   です。逆に窓が開いていないと眠れない人もいるようです。
 --夏は虫に刺されますよね。
 --ですから私の同僚のイギリス人達は、日本に来るとみんな虫さされに
   悩まされています。網戸というものが向こうにはありませんから、使
   い方がわからないのでしょうね。

 日本の「窓」と比べると西洋の「窓」は頑丈そうです。
 そして西洋人の体も我々の体に比べれば頑丈だという(「窓」とは関わ
 りのない)事も学んだ小一時間でございました。


 ☆新刊案内
  『イギリス「窓」事典 文学に見る窓文化』 価格9,600円(税込)
   三谷康之〔著〕 日外アソシエーツ〔発行〕 2007年12月刊行

 ※ご注文は・・
  書店もしくは日外アソシエーツ営業本部(sales@nichigai.co.jp)に
  直接お願いいたします。

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