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 全国のライブラリアンを中心とした皆さまに好評の情報サイト“レファ
 レンスクラブ”に新たに併設されたショッピングサイト「R360(アール
 サンロクマル)」。

 ネーミングは、リクルート社のフリーペーパー「R25」を多分に意識し
 ています。この R は、R-18(18禁)と同じくrestricted の意味だそう
 ですね。一方、「R360」のRは… reference, round, relationship…
 ご想像にお任せします。

 R360ショップでは、商品レビューの投稿をお待ちしています。たとえば、
 こんなレビュー。

 ◎実際に使ってみた感想
 ◎気になったところ、改善点など
 ◎アイディア(これと組み合わせて使うと便利!etc.)

 採用された際にお礼として「100ポイント」進呈いたします。1ポイント
 =1円として、R360ショップでのお買い物にお使いいただけます。

 同じような内容の連続投稿は、1件のみの掲載とさせていただきます。
 また、知らない商品(未購入)についてレビューを乱発したり、他の
 サイトなどからレビューを転載したりする行為はご遠慮ください。

 レビュー投稿には「会員登録」が必要です。まずは会員登録をどうぞ。

 R360ショップ:http://www.reference-club.com/
 会員登録:https://c11.future-shop.jp/fs/nichigai/Login.html

                     (ネット販促課・竹村)
 

PR
新潮文庫『シャーロック・ホームズ全集』の翻訳で名高い延原謙(のぶ
はら・けん 1892-1977)氏の評伝が来月刊行されます。著者は、私共
日外アソシエーツから『書誌年鑑』を出されている昭和女子大学の中西
教授。ご自身、シャーロキアン(Sherlockian)でもあります(因みに
英本国では、Holmesian と呼ばれるそうです)。

延原謙といえば、大正から昭和にかけて探偵小説の源泉として多くの有
名作家を輩出した「新青年」(博文館)の編集長を務めたこともあり、
江戸川乱歩、横溝正史らと「のぶけん」「えどらん」「よこせい」と呼
び合った仲の翻訳家。アガサ・クリスティーやエラリー・クィーンの翻
訳もありますが、何といってもシャーロック・ホームズ・シリーズの全
訳が有名です。

味のある読みやすい“文体”で、古き良き時代の英国紳士二人の友情と
冒険の物語を生き生きと日本語に移しました。その翻訳への道のりを照
らし出した画期的な評伝。ご期待ください。

 『ホームズ翻訳への道―延原謙評伝』 中西裕著 日本古書通信社
  定価2,625円(本体価2,500円) 2009年2月刊
                             (竹)
スタッフの一色です。

突然ですが、このたび日本語教師になりました。駆け出し日本語教師が
出会う言葉の不思議、異文化体験などをこれからご紹介できれば、と思
います。よろしくお願いします。

~漢字が読めない恐怖~

日本語学習者の嘆きではありません。何を隠そう私です。担当クラスの
約7割が中国、韓国から来た学生。名簿には2字、または、3字の漢字
がずらっと並んでいます。さあ、出欠を確認しようと意気込んだものの、
漢字の読みがわかりません。韓国の姓で「金」は「キム」と発音します。
「キムさん」と呼んだら、4人が返事をしました。名の方で呼ばなくて
はならず、四苦八苦。また、林さんに「リンさん」と声をかけたら、
「わたしはリンじゃありません。イムです。リンさんはこの人です。」
と言われ、ごめんねと言いつつ「リンさん」の方を向いたら、ノートに
「任」の字が。「ニンさん」じゃないの~? (後で分かったことです
が、中国語には「リン」と「ニン」の発音の明確な違いはないようです。)

日本語の漢字を教えながら、学生達の漢字の名前を覚える日々が続きます。
 windowの語源は、古期スカンディナヴィア語のvindaugaに由来すると
いう。これはwind(風)を意味するvindrとeye(目)を表すaugaの合成
語である。元々、通風や採光のために屋根や壁面に開けた穴を指し、そ
こから室内に風が吹き込むのでwind-eyeと呼ばれたらしい。

 本書は、風土や習慣の違いから馴染みのない異文化の一つとして「窓」
を取り上げ、イギリスの窓について、建築学的意義に触れつつその文化
史を詳説したものである。数多くの写真やイラストを添えた上で、詩・
童謡・童話・小説・戯曲・エッセイ・紀行文など実際の文学作品からの
引用で構成されている。紹介した窓の種類は40点を越え、その名称は
330点、窓の周辺用語は360点余りに及ぶ。補遺として「部屋の間取りと
窓」「窓にまつわる習慣と表現」なども収録されている。

 窓は多種多様で、その周辺用語は多岐にわたる。様々な形で文学作品
に登場するが、英和辞典はもとより英英辞典にさえ掲載されていないも
のも少なくない。blind window(盲目窓)、bull's-eye glass window
(牛の目窓)、chimney window(暖炉窓)など、単語の意味から形状を
推し量ることは困難だろう。当ビジュアル事典の面目躍如といったとこ
ろである。

 興味深いのは、1696~1851年までWindow Tax(窓税)があったことだ。
エリザベス朝時代、ガラスは大変高価な贅沢品で、税金の対象になった
という。当初、窓が六つまでは無税、それ以上が課税された。課税対象
は家屋の所有者ではなく、その居住者であり、中流階級には荷の重い措
置だった。税を払えない者は窓を塞いでblind windowにする例もあった
という。

 たかが窓、されど窓。窓を通して異文化の輪郭がみえてくる。三谷先
生の英国フィールドワーク研究の集大成でもある本書がイギリス文学の
みならず、その文化全般を理解するための背景的知識として、文字通り
「wind-eye」となれば幸いである。
                             (竹)

 ■ 〈取材〉日本の「本」を米国で出版できるか?
                                     ――PUBLISHING HOUSE JAPAN

 旧知のTranNetがなにやら新しい事業を始めたというウワサを聞き込み
 ました。どうやらそれは日本語で書かれた「本」を英語に翻訳し米国
 で出版するビジネスだといいます。「本当?」「『日本の本』を米国
 で出版できるの?」といういくつかの「?」マークを抱えつつTranNet
 のある市ヶ谷に向かいました。

 全ての分野に当てはまる話ではありませんが、「本」は書いてお金をも
 らうものではなく、お金を払って書く時代が来ているように思います。
 自費出版というと正直何かしらマイナーな印象を与えます。しかし考え
 てみればそれは決してネガティブなことばかりではありません。
 自著を持つことによって得られる満足感はある種格別なものです。ビジ
 ネスマンであれば自らを売り込む広報手段として「本」ほど効果的な媒
 体はないでしょう。また聞くところによると、自費で出版した「本」を
 自らバンバン販売する強者も少なくないといいます。そうすると費用も
 持ち出しばかりとは限らなくなります。
 さて、なぜTranNetが始めた新事業―日本語で書かれた著作を英語に翻
 訳し米国で出版する―を説明するのにこの様な話から書き始めたかとい
 うと、実はこの事業―PUBLISHING HOUSE JAPANは一種の自費出版だから
 です。

 それでは、PUBLISHING HOUSE JAPANの責任者であるTranNetの近谷さん
 にこの事業についてご説明いただきましょう。

「最初に申し上げなくてはいけないのは、米国出版界における翻訳書の
 売上シェアは大きくないということです。従いまして、版権交渉を米国
 の出版社に持ちかけても色よい反応を得ることはできません。しかしで
 は日本の本がダメかというとそんなことはありません。英語に翻訳した
 ことによって非常に高く評価されるコンテンツは少なくありません。ま
 たそこからロシア、トルコ、ルーマニア、フランス、イタリアと様々な
 国に評価が伝播した例もあります。」

「PUBLISHING HOUSE JAPANは自費出版だからといって、どの様な『本』
 もお受けするわけではありません。ネイティブ翻訳者、編集者、海外出
 版社でチームを編成し、書かれた『本』の内容、著者の持つ世界観と価
 値観が海外市場で受け入れられるものなのかを吟味します。出版計画書
 と目論見書を検討・作成し著者、我々とが合意の上で実行していきます。
 安心いただけるシステムと自負しています。」

 PUBLISHING HOUSE JAPANでは、塗り絵研究の第一人者・金古マサさんの
「ぬりえの心理」(小学館スクエア)の英文翻訳をてがけたそうです。
 ドイツで開かれた「日本のぬりえ展」で同書が紹介され、ぬりえコンテ
 ストや講演会などのイヴェントを通じて日本文化が紹介されました。
 また、NYで開催された「きいちのぬりえ展」では、日本画の筆遣いを
 生かした揺らぎのない線の美しさ、繊細さ、構成力を持って描かれた可
 愛い日本の少女の絵のオリジナリティーが高い評価を受けたといいます。

 米国進出というと野球選手が最近ではもてはやされますが、次は作家と
 なりますでしょうか。

 ☆PUBLISHING HOUSE JAPANについて↓
 http://www.trannet.co.jp/pre_up/web_phj/phj_top.html

                             (青)

 ■ O.E.D.を引こう!   「セーターの由来」

 深夜のクイズ雑学王という番組をボンヤリと見ていたら、「へぇー」と
 思える面白いのがありましたので、ご紹介しましょう。「セーターの由
 来は何?」というクイズです。

 sweater という綴りから sweat(汗)に関連するものであろうと想像で
 きますね。解答者の一人、伊集院光が最後まで迷っていたのは、「汗を
 かくためのもの」か「汗を吸い取るためのもの」か、でした。

 OEDを sweater で引くと、次のように出ています。

 7. b. A woollen vest or jersey worn in rowing or other athletic
 exercise, orig. (cf. a) in order to reduce one's weight; now
 commonly put on also before or after exercise to prevent taking
 cold. Hence a similar garment for general informal wear; a jumper
 or pullover.

 ボートを漕いだり、他の運動の時に着用する羊毛のベスト or ジャージ
 で、元々「汗をかいて体重を落とす」ためのものだそうです。今は、ス
 ポーツの前後に身体が冷えないように着用されたり、一般的な私服とし
 て着用されるとあります。

 ちなみに米語で sweater girl といえば、胸の大きい娘(ボインちゃん)。
 ぴったりセーターを着てバストを強調する女の子を指します。元々は、
 ラナ・ターナー(1921~1995)というタイトなセーターでグラマーさを
 強調したセクシー女優さんから来ているんですね。

 9. attrib. and Comb., as (sense 7b) sweater blouse, coat, dress,
 -suit; sweater girl U.S., a girl, esp. a model or actress, who
 wears tight-fitting sweaters; orig. a name applied to the American
 actress Lana Turner (b. 1921) who wore such a sweater in the film
 They won't Forget (1937), and in subsequent publicity photographs;

 さて、もう今年も残すところ僅かになりました。よいお年を。
 っと、その前に Best Wishes for a Wonderful Christmas!
                              (竹)

 

 ■ 《著者に聞く》

 『イギリス「窓」事典 文学に見る窓文化』著者・三谷康之さん

 営業マンの青木です。
 この12月に小社より『イギリス「窓」事典 文学に見る窓文化』を刊
 行される東洋学園大学の三谷教授のもとを訪れてきました。
 本書は「イギリス紅茶事典」「事典・イギリスの橋」に続くイギリス・
 シリーズ最新作です。今回とりあげられたテーマは「窓」。三谷教授が
 実際に撮影された「窓」の写真とその解説、それに加えどの様な形で
「窓」が文学作品、映画などに登場するかが詳しく記述されています。

 さて、《著者に聞く》などと大仰なタイトルをつけましたが、聞きに行
 くのは私でございます。先生も相手を選ぶものです。難しい話はぬきで
 楽しい「窓」のお話をお聞かせいただきました。
 
 それではその一端をご紹介いたします――

 --西洋の「窓」というとガラスをイメージします。
 --そうですね。日本で言うところの関ヶ原の合戦が行われた頃に、既に
   ヨーロッパではガラスが窓に使われていました。日本の様に紙ででき
   た障子なら採光できますが、そうでないのでガラス技術が発達したの
   でしょう。
 --それまでは?
 --板戸ですね。ですから板戸を閉めてしまったら、真っ暗になってしま
   うわけです。西洋では「窓税」というものがありました。ガラスが高
   価だったということもありますが、採光できるガラス入りの窓は贅沢
   品とみなされていたんですね。で、日本でも紙は貴重品ですから「窓
   銭(まどせん)」といって、窓の数に応じて徴収していたらしいので
   す。お役人の考える事は似通ったものですね。

 --また、面白いことにイギリスでは〈冬でも寝室の窓を少し開けて寝る〉
   習慣があります。暖炉などの一酸化炭素中毒を防ぐためかといえばそ
   うではありません。今日のそういった心配のない暖房具が備わった部
   屋でさえ、彼らは寝るときにすこし窓を開けます。
 --寒くないのですか?
 --どうもイギリス人は日本人と比べ低温で、しかも新鮮な空気が循環し
   ている環境で眠ることを好むようですね。これは米国人も同様のよう
   です。逆に窓が開いていないと眠れない人もいるようです。
 --夏は虫に刺されますよね。
 --ですから私の同僚のイギリス人達は、日本に来るとみんな虫さされに
   悩まされています。網戸というものが向こうにはありませんから、使
   い方がわからないのでしょうね。

 日本の「窓」と比べると西洋の「窓」は頑丈そうです。
 そして西洋人の体も我々の体に比べれば頑丈だという(「窓」とは関わ
 りのない)事も学んだ小一時間でございました。


 ☆新刊案内
  『イギリス「窓」事典 文学に見る窓文化』 価格9,600円(税込)
   三谷康之〔著〕 日外アソシエーツ〔発行〕 2007年12月刊行

 ※ご注文は・・
  書店もしくは日外アソシエーツ営業本部(sales@nichigai.co.jp)に
  直接お願いいたします。

 ポン太です。
 先日、明治神宮に生まれて初めて参拝しました。
 明治神宮の参拝客の7~8割は外国人なんですね。少し驚きました。

 ただまぁ、考えてみれば明治神宮は外国人観光客受けしそうな場所では
 あります。
 
 理由は下記。

 ・都心には数少ない大型和風建築。
 ・日本最大の木製大鳥居や、高く積まれた奉納酒樽といったビジュアル
   面での見所あり。
 ・祀られている対象はThe Meiji Revolution の立役者?として海外で
   有名な Emperor Meiji。
 ・運が良ければ和風結婚式にも遭遇できる。
 ・しかもこの時期は七五三で可愛らしい着物姿の女の子がたくさんいる。

 となれば、外国人の観光ルートになるのも当然の話といえるかもしれま
 せん。

 それを受けてか、神社の中は英語表記の説明文が充実しており、売店も
「KABUTO」だの「DARUMA OTOSHI」だのが置いてありました。

 その後、食堂に入ったのですがそこでも英語表記は充実しておりました。

 中でも印象に残ったのは食堂で外国人が注文していた「ハッチポッチ」。
「NHK教育テレビの、めったに電車が来ない駅がどうしてこんなとこ
 ろで話題に?」と思って見ていたら、外国人観光客は「おでん」を受け
 取っていました。

 ・おでん:Japanese Hotchpotch
 ・ラーメン:Chinese noodle in the soup
 ・和魂洋才:Japanese Sensibility, Western Knowledge

 本当にこう言うのかはともかく、明治神宮ではこんなふうに書かれてい
 ました。
 なるほど。勉強になりました。

 ちなみに「NEW斎藤和英大辞典」で引いてみると…。

 ・おでん:A sort of hotch-potch (sold at a street-stall)
 ・ラーメン:なし
 ・和魂洋才:なし (和魂漢才:Japanese spirit and Chinese wisdom)

 和魂洋才がないのは意外でした。wisdomとKnowledgeと違っているのが
 面白いです。おでんはやっぱり、ハッチポッチなんですね。
 “at a street-stall”という説明文が時代を感じます。
 私はやっぱり“at a convenience store”がしっくりきます…。

 「英辞郎」で引いてみると。

 ・おでん:なし
 ・ラーメン:ramen
 ・和魂洋才:なし

 ラーメンはもう通じる人には通じる、というところでしょうか。
 観光地では“Chinese noodle in the soup”の表記が、親切ですね。

 近年、外国の方がたくさん来日しています。国内観光地で、日本固有の
 ものがどんなふうに訳されているのか。ちょっぴり興味がある今日この
 頃です。

お疲れ様です、ポン太です。

「カラマーゾフの兄弟」の新訳(光文社刊,亀山郁夫訳)が26万部売れた
 ことで話題になっています。

 この26万部という数字、出版社に勤務する人間ならばわかると思います
 がとてつもない数字です。

 しかも、タレント本でも映画化したわけでもない130年前の海外古典の
 販売数としては驚異的といわざるをえません。

 下記書評ブログで岩波文庫版、新潮文庫版、光文社版の同一部分が紹介
 されています。
 参照:「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」様
 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2007/04/100_d0c8.html

 確かに読みやすくなってはいます。

 しかしそれにしても
「お、カラマーゾフの兄弟の新訳が出たんだ。買わねば」
 という客層が26万人いたこと、そしてそれを掘り起こしたことは驚きで
 す。
 翻訳者、出版社の力量のなせるわざといえます。

「ハリー・ポッター」の大ヒット以来、我々出版社の人間はつい「海外
 新刊」の中に目をむけがちです。

 しかし売れる、売れないの話を抜きにしても、書籍の宝は古典の中にこ
 そころがっているのかもしれないと思った次第です。

お疲れ様です、ポン太です。

2007年8月2日現在、日本に向かっている台風五号の別称は「ウサギ」と
のこと。
名前はかわいらしいですが、中身は勢力強めの台風ですので、上陸が予
想されている地域の皆様はくれぐれもお気をつけください。

なんでも最近の台風には「アジア名」というのを付けるようになってい
て東アジア各国が呼び名を委員会に提出して、事前に決めているんだそ
うです。

下記、そのリストです。

 【参考】:台風のアジア名
 http://www.asahi-net.or.jp/~ns8m-hgc/typhoon-asia1.htm

こうしてみるとへぇそうか、ってかんじですが、国毎に抽出してみると
各国の個性がかいま見えて興味深いです。下記その一例です。

-----------------------------------------------------------
●日本
・Usagi =うさぎ座
・Yagi  =やぎ座
・Kammuri=かんむり座

●マカオ
・Bebinca=プリン
・Parma =マカオ料理の名前
・Muifa =すもも

●ベトナム
・Halong =ベトナムの湾の名前
・Vamco  =ベトナム南部の川の名前
・Conson =ベトナム歴史的な観光地の名前

●台湾
・Shanshan=少女の名前
・Yanyan =少女の名前
・Tingting=少女の名前

●フィリピン。
・Lupit  =冷酷な
・Hagupit=むち打つこと
・Danas  =経験すること

-----------------------------------------------------------
こうしてみると、マカオの担当者は食いしん坊なのかなぁとか、ベトナ
ムはローカル一直線だなぁとか、フィリピンの担当者は台風にトラウマ
でもあるのかなぁとか、いろいろ勘ぐってしまいます。

中でも台湾は“少女一押し”ですが、これは北米で暴れ回ったハリケー
ンに「カトリーヌ」や「リタ」と名付けたアメリカと似ています。
今回の「ウサギ」同様、甚大な被害をもたらす災害の名前にしては可愛
らしい気もします。

どうせなら台湾は「猛虎」とか「大蛇」にすればいいし、アメリカなら
「グリズリー」とか「バッファロー」、日本は「あばれいのしし」とか
「ますらお」とか台風にふさわしい、猛々しい名前にすればいいのにと
か思ったりもしました。

ただそれじゃそのまますぎて興がないんでしょうか。
意見が分かれるところです(自分の中で)。

                                                (東京都・ポン太)
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、日外アソシエーツ『翻訳と
は何か―職業としての翻訳』の著者・山岡洋一さん(58)が日経新聞
(夕刊)6/11~15 に掲載されました。3月にアダム・スミスの『国富論』
の新訳を出版されたことで注目を集めています。

山岡さんのインタビュー記事のタイトルは、「文化の伝道者として」。
自らどういう経緯で翻訳家の道に入ったかなど、波瀾万丈の半生を率直
に語られていて、興味が尽きません。全文転載したいところですが、
著作権に抵触しますので、連載の見出し部分だけ抜粋します。

 ●あえて「国富論」の新訳に挑む 従来訳は文意伝わらぬ
 ●古典で社会の実相読み解く 先人の遺産伝える喜び
 ●東大入学、東京出身者まぶしく 学園紛争の渦中、古典読みあさる
 ●大学去り放浪の日々送る 職業決めた洋書との出合い
 ●米社会で活きた英語吸収 部員への苦言きっかけで翻訳部へ
 ●英訳の仕事に割り切れなさ抱く 最終責任持てる和訳に特化
 ●真剣勝負めざし独立 著者との「対話」休みなく
 ●翻訳は文明の窓 誤訳・悪訳一掃へ発信

いかがですか。これだけで一冊の単行本ができそうなくらい面白そうな
内容でしょう。

山岡さん曰く、「原語と訳語は一対一で対応させなければいけない」と
いうドグマに縛られていると、日本語の文章としてうまく理解できない、
ぎこちない訳が横行するとのこと。哲学者の長谷川宏さんがヘーゲルの
新訳にあたって、一対一の対応をやめ文脈に沿って訳したところ、ヘー
ゲルの不必要な難解さが消えてわかりやすくなったのを見て、「経済の
分野でも」と考えたそうです。

『国富論』の中の有名な「神の見えざる手」という表現も、実は原書に
はないそうです。「見えざる手」という言葉が一度出てくるだけ。文意
の伝わらない訳によって『国富論』が読まれざる古典となっているとの
思いから、あえて古典の新訳に挑んだ山岡さん。新聞記事を見逃した方
は、ぜひ最寄りの図書館へお出かけください。

尚、山岡さんが“翻訳”の本質について、わかりやすく説明する好著が
『翻訳とは何か―職業としての翻訳』(定価1,680円)です。こちらも
併せてご一読ください。

【翻訳とは何か―職業としての翻訳】
 http://www.tranradar.net/book/yamaoka.html
                              (竹)
 ■ 私的翻訳の顛末!?

その昔、ボクは、とある大学の英文学専攻の学生だった。20名の同級生
のうち、男子は僅か3人。でも、その3人が連日研究室に入り浸り、煙草
の(文字通り) 煙幕を張って英文研究室をわが物顔に牛耳っていた。

3年になると卒論に向けて研究テーマが定まってくる。シェークスピア、
ディケンズ、ロレンス、ヘミングウェイなど、大方の女子は有名作家を
選択したが、ボクが選んだのはイブリン・ウォー(1903-66)。英国で
は、夏目漱石クラスの大作家だが、当時の日本ではあまり知られておら
ず、前人の研究文献(邦文)も意外と少ない。指導教官からは「県下で
ウォーをやっているのは君ぐらいだろう」と言われ、“選ばれし者の恍
惚と不安”をニンマリと噛みしめた。“牛後”となるよりも“鶏口”が
よかろう、という若者特有のアサハカサである。

が、何しろ作品の翻訳書が少ないのは大きなハンデである。故吉田茂首
相のご子息である吉田健一氏が訳した代表作『ブライヅヘッドふたたび』
は古書店で入手できたが、処女作“Decline and Fall”(1928) は原書
のみ。ならば、自分で翻訳してやろうと思い立った。若気の至りである。

原書講読の感覚で、辞書と文法書を繰ってどうにかなるだろうと楽観し
ていたら、これが大間違い。文芸翻訳は、外国の歴史的文化的背景をき
ちんと把握し、“自然”な日本語に置き換える必要があるのだ。英国の
パブリックスクール出身の主人公が運命に翻弄されて落ちぶれていく姿
を滑稽に描いた小説だが、英国における「パブリックスクール」や上流
階級の風俗がよくわからない。結局、異文化の壁に圧倒され、2/3 ほど
翻訳したところで敢えなくギブアップした。読み進めてもあまり面白く
なく、翻訳作業が苦行と化した。酒飲みは最初に吐くまで飲んで、自分
の酒量を見極めるというが、己の翻訳センス(語学力+調査能力)の限
界を痛感した瞬間であった。

その時に思ったのが、外国の文芸作品に描かれる建物や身の回りの小物
などをビジュアル的にパッと確認できる事典があればなあ、ということ。
たとえば、ロシア文学を読んでいるとよく出てくるサモアール。「喫茶
用の湯沸かし器」という注記はあっても、具体的に現物がどんなものだ
かピンと来ない。それが今では Google のイメージ検索で簡単に調べが
つくので、いい時代になったもんだなあとつくづく思う。

そう言えば、ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』には「ヴィジュ
アル愛蔵版」があり、作中に登場する美術作品や建物、場所、象徴など
140点を収録している。こういう補足的出版物もアリかな。

                              (竹)

【注】
“Decline and Fall”は、「大転落」「ポール・ペニフェザーの冒険」
「衰亡記」として翻訳されています。ブラック・ユーモア(風刺)とド
タバタ・ギャグに溢れる逸品です。
 ■ 翻訳-ときにはお茶を飲んでブレイクしましょ

お正月休みも終わり、皆様、仕事に勉強に精を出されていることと思い
ます。軌道に乗って、事が順調に進むと、今年1年頑張れそうな気がし
ます。
でも、365日の間には、たまには足踏みしてしまうこともあるのではな
いでしょうか。そんなとき、他の方々のお仕事ぶりを見聞きすると、次
のステップへのヒントを得られることもあります。そこで、ヒントの詰
まったサイトや書籍を下記にご紹介します。お茶を飲みながら、ちょっ
と読んでみませんか。

◇出版翻訳データベース
http://www.trs-data.com/

手作り感のある出版翻訳者向けサイトです。
「インタビューコーナー」では、ベストセラー本の裏話をうかがい知る
こともできます。

◇通訳翻訳WEB
http://www.tsuhon.jp/

イカロス出版「通訳翻訳ジャーナル」のWebsiteです。
「翻訳者リレーエッセイ」の「千里の道も一歩から」では、翻訳者にな
られた皆さんの涙ぐましい努力に敬服し、「通訳メモランダム」では、
現場の緊迫感に身の引き締まる思いがします。

◇英語トランス
http://www.eigotrans.com/

これから翻訳を始める人向けのサイトですが、「今週のつぶやき」では、
翻訳通訳に関する最新情報がさりげなく紹介されています。毎週月曜日
に更新されるようです。

◇『翻訳家の仕事』(岩波書店編集部編)
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0612/sin_k334.html

30数名の翻訳家の方々がお仕事を熱く語ってくださいます。
翻訳には調査が欠かせません。調べもののヒントをいただけそうです。

                             (いしき)
 ■時代とともに変わる翻訳タイトル

昔、編集部にいたことがあります。入社したての頃、先輩たちの編集作
業をいろいろ手伝っていました。その時、大きい図書館に行って文学全
集の目次を写し、本文とあっているか確認してくる、という地味~な作
業がありました。そのあとには、調査したデータを全部リスト化し、あ
れこれ並べ直してはいろいろチェックする、という、さらに地味な作業
がありました。そうして出来上がったのが「世界文学全集綜覧シリーズ」
です。この時携わったのは大正15年から刊行の始まった『世界文豪代表
作全集』から昭和59年頃までに刊行されたいろいろな世界文学全集の総
索引作りで、この時おびただしい数の作家名・作品名・翻訳者名を目に
することになりました。

この仕事をしていて、文学には興味のない私が面白いと思ったのは、タ
イトルの付け方や固有名詞の表記の仕方です。たとえば、「シャーロッ
ク・ホームズ」シリーズの中の“Red-Headed League”、今ではたいて
いの翻訳本に「赤毛組合」というタイトルで載っていますが、
  昭和3年刊 改造社『世界大衆文学全集』(延原謙訳):赤髪聯盟
  昭和36年刊 河出書房新社『世界文学全集』(阿部知二訳):赤髪連盟
  昭和39年刊 東都書房『世界推理小説大系』(宇野利泰訳): 〃
  昭和34年刊 平凡社『世界名作全集』(鈴木幸夫訳):赤毛連盟
  昭和36年刊 中央公論社『世界推理名作全集』(田中西二郎訳):赤毛組合
となっていて、訳語や表記の変遷がみられます。「シャーロック・ホー
ムズ」も昭和3年の本では「シヤアロツク・ホウムズ」と書かれていて、
時代を感じます。

今では「赤毛」という言葉は別に珍しくありませんが(「赤毛のアン」
のおかげ?)、きっと初めて翻訳した人は「赤毛」という言葉を思いつ
かなかったんだろうなぁ、日本人の「黒髪」を「黒毛」とは言わないし
‥ などといろいろ想像します。

近頃は、翻訳書や外国映画のタイトルに原題をカタカナ表記にしただけ、
というものが増えています。もちろん、訳者やそれを読んだり観たりす
る現代日本人の感性が変わってきているからなのでしょうが、なんだか
違和感を感じるのは私だけでしょうか?
                             (み)
 ■ 翻訳―新たな概念の紹介者

一人の「翻訳者」を紹介いたします。
それは内村祐之という人物です。野球に関する本を読んでいて偶然知り
得た人物です。

内村は精神科医です。双生児の研究や精神鑑定書の名著と呼ばれる「日
本の精神鑑定」(みすず書房)を監修するなどの業績を残しています。
世界大百科事典によると、それまで「精神病学」と言われていた用語に
「精神医学」という訳語をあてたのは内村だといいます。これは「精神
分裂病など狭義の精神病を対象とした医学」が、「人格障害や神経症な
どの軽い異常状態をも扱う医学」へ変化をとげた象徴的な出来事なのだ
そうです。

一方で、旧制一高、東大時代には左腕の快速球投手として内村は鳴らし
ました。その野球に関しても彼は画期的な功績を残しています。それは
川上巨人に多大な影響を与え、日本の野球を変えたといわれる「ドジャ
ーズの戦法」(アル・カンパニス著、昭和32年、ベースボールマガジ
ン社)の翻訳です。この本と出会い、川上哲治は〈チームプレー〉とい
うそれまでの日本球界にはなかった概念を知り、それをジャイアンツに
植え付けました。そしてついには西鉄稲尾に代表される大エースの獅子
奮迅の働きと4番打者の強打に頼った野球を終焉させたのです。
これは推測でしかないのですが、「ドジャーズの戦法」はベースボール
マガジン社が内村に翻訳を依頼したものではなく、翻訳出版自体、内村
が持ちかけたのではなかったでしょうか。

内村は精神科医として、野球人として、〈『翻訳』を通した新たな概念
の紹介者〉でした。
                             (青)
 ■ よみ方調べにこの1本! 30万語収録の“よみ方辞典”決定版登場

トランレーダーには、海外から注文される外国人のお客様も少なくあり
ません。ネットの片隅の小さなショップですが、意外とワールドワイド
な商いだったりします。アマゾン・ジャパンも某有名辞書の版元も海外
直販への対応は積極的ではない様子で、私どものショップが重宝がられ
ます。インターネットに国境はないんですね。

インターネットと言えば、先日の台湾南部の地震の影響で海底ケーブル
が損傷し、台湾から国際電話やネットが繋がりにくくなったとのこと。
ネット=無線のイメージが強かったのですが、海底ケーブルで物理的に
繋がっているんですね。ちなみに太平洋横断ケーブルは1964年に膨大な
コストをかけて敷設されたそうです。鮫がケーブルを噛む shark bite
と呼ばれるケースもあるようで、維持も大変ですね。

http://digiper.com/trend/archives/2005/11/post_3.shtml

閑話休題。

フィリピンの翻訳者リチャードさんは私どものお得意様の一人。小社の
よみかた辞典を何冊も買っていただいています。外国人が日⇔英翻訳を
する際、漢字の読みは、大きな壁とのこと。複合語ではガラリと読み方
が変わるためです。人名や地名など、固有名詞系ですね。

小社の11月新刊『CD-30万語よみ方書き方辞典』は、 これまで書籍とし
て刊行してきた“よみ方辞典シリーズ”の集大成と呼べる逸品です。
下記のジャンルの「漢字表記」と「読み」があまねく収録されています。

・地名:       119,000件
・駅名:        9,000件
・河川・湖沼名:   27,000件
・島嶼名:       5,000件
・動物名:      13,000件
・植物名:      15,000件
・寺院名:      15,000件
・神社名:       8,000件
・古典文学作品名:  13,000件
・近代文学作品名:   7,500件
・季語・季題:    20,000件
・歌舞伎・浄瑠璃外題:15,000件
・歴史民俗用語:   25,000件
・一般難読語:    13,000件

そう言えば、このリチャードさん、熱心に日本語を勉強されている方
ですが、彼から収録漏れのご指摘を受けた“よみかた事例”があります。
『全国地名駅名よみかた辞典』旧版(2000.9)に「安曇野市」が入って
いないというのです。

> Konnichiwa. I just wrote to tell you that I have noticed some
> discrepancies with your book, Zengoku Chimei Ekimei Yomikata
> Jiten. I wasn't able to find the entry for Azumino-shi (Azumino
> City), Nagano Prefecture in your book.

「安曇野市」は、2005年10月1日に南安曇郡豊科町・穂高町・三郷村・
堀金村と東筑摩郡明科町が合併し、誕生したものです。旧版刊行当時
は存在しませんでした。『新訂 全国地名駅名よみかた辞典―平成の市
町村大合併対応』(2006.10)にはちゃんと収録されています。勿論、
『CD-30万語』を引いてみても、以下の通り、ヒットします。

 安曇 アズミ(azumi)〔地名〕
    [所在]長野県松本市
 安曇野市  アズミノシ(azuminoshi)〔地名〕
    [所在]長野県

リチャードさんが一体どこで「安曇野」という地名を知ったんだろうと
不思議に思っていたところ、なんと演歌の歌詞からでした。島津悦子
『安曇野の雨』、あるいは原田悠里『安曇野』でしょうか。

> Since my other interest is on enka songs, they are really hard
> to translate, especially on place names, like 安曇野 (azumino),
> and 夢路 (yumeji). Do you have books that specialize on these
> kanjis?

“異文化の翻訳”って、意外と身近なところから入るものなのかもしれ
ません。

参考までに『CD-30万語』を「ユメジ」という読みで全文検索すると、
以下のような歌舞伎・浄瑠璃の外題がヒットしました。すべての語にそ
の分野と簡単な説明がついているので便利です。「英和/和英辞典」
「用語辞典」と併せて「よみ方辞典」もぜひ座右にお揃えください。

 草枕夢路相合駕  クサマクラユメジアイカゴ(kusamakurayumejiaikago)
 〔外題〕[初演]宝暦4.10(江戸・中村座)[作者]藤本斗文

 時鳥夢路恋  ホトトギスユメジノコイ(hototogisuyumejinokoi)
 〔外題〕[初演]寛政5.5(江戸・河原崎座)[音曲]常磐津  [作者]
 増山金八(初代)

 夢路道中姿  ユメジノハチモンジ(yumejinohachimonji)〔外題〕
 [初演]天明5.1(大坂・嵐他人座)  [作者]辰岡万作

                              (竹)

:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*

 『CD-30万語よみ方書き方辞典』EPWING版(Windows対応検索ソフト付)
  価格9,975円(本体9,500円)→TranRadar特価8,978円(本体8,550円)

  http://www.tranradar.net/cd-30manyomi.html

 ■ イギリス見聞記

まったくの偶然ですが、山本ゆうじさんと同じ時期にイギリスを旅行し
ていました。ロンドン滞在6泊8日の一人旅です。旅行中に思いがけな
い体験をしたのでご報告します。

ロンドンに着いて2日目、3月12日に現地在住の友人の誘いでブライ
トンに行きました。ブライトンは、ロンドンから南へ長距離バスで2時
間弱、海辺のリゾート地です。
私は、友人と海辺を散策したり、歴史的建造物のロイヤルパビリオンを
見たりして過ごすことを期待していました。
ところが、コーチに乗るやいなや彼女から手渡されたのは、1冊のパン
フレット。それには、“naturally first. showguide 06”というタイ
トル。
「私はブライトンでこれに参加するけど、あなたはどうする?」
“What?”(「わっ?」)イギリス英語風に私は思わずそう叫びました。

実は彼女はロンドンの専門学校で栄養学を専攻する勤労学生。レポート
やテストの参考にするため、健康食品、オーガニック食品、サプリメン
ト、健康グッズなどの展示および即売会が行われるこの展示会に申し込
んでいたのだとか。しかもほとんど1日中レクチャーに出席すると言い
ます。
さて私はどうしましょう。一人で海辺を散策か?

ブライトン到着までの道のりで悩んだ末、私もこの展示会に参加するこ
とにしました。これもたくさんの人と英語で話すチャンスだと思ったの
です。会場では、当日申込でもビジターとして登録受け付けをしてくれ
ました。入場は無料です。IDカードを発行してもらい、私は展示会場
へ。友人はレクチャールームへ直行しました。

展示会場では数百社の展示ブースが所狭しと並び、試食品、試供品を出
して、来場者に説明をしていました。試食品はどれも結構美味しそう。
私は食材や健康への効果などを質問しつつ、オーガニックビスケットを
始め、シリアル、チョコレート、フルーツ飲料などを次々といただき、
会話も楽しませてもらいました。
日本食は低カロリー食として関心が高いようで、インスタントみそ汁、
豆腐をアレンジした食品(ハーブ入りなど)もありました。もちろん試
食をし、“Tastes good!”などとコメントしたりして。予想以上に楽し
く、時間は早く過ぎていきました。

レクチャーもすべて無料でした。せっかくの機会なので、一つだけ強く
関心を引いたレクチャーを受講しました。タイトルはこちらです。

“Fat Around the Middle - Why It's Not All Down to Diet and Exercise”
(「中年太り―飲まず食わずで走り回ってるのにナゼ痩せぬ?」)
(Speaker: Dr Marilyn Glenville)

女性の中年太りは万国共通の悩みであることがよく分かりました。また、
その対処法を学ぶことができて良かったと思います。
講師(女性)は健康に関する著作も出しているそうです。興味のある方
はサーチしてみてください。

結局、ロイヤルパビリオンは見学できませんでしたが、食べ物や健康を
トピックにした会話を楽しめました。

今回参加した展示会の概要は下記サイトでご覧いただけます。

http://www.naturaltradeshow.com/
http://www.totalcamshow.com/
                                                           (いしき)
 ■ ハミダシ投稿

◆「ブルーノよ・・・。」

 こんにちは。丁稚原沢です。

 トリノ・オリンピック開催まで一ヶ月を切りました。
 それにあわせるかのように小社「CD-現代イタリア語表現辞典」も売
 れ行きを伸ばしています。

 「CD-現代イタリア語表現辞典」はいわゆる普通の伊和辞典とは異な
 り、熟語を見出しとして、解説や語源、熟語の直訳や文例を数多く
 収録しているのが特徴です。(「al dente」や「prima donna」など)

 しかしこの辞典、実ははっちゃけた文例が多いのもひそかな特徴で
 す。

 例えば…
 > ●Come hai fatto ad attaccare i bottoni cosi in fretta?
      --Gomma da masticare.
 > どうしてこんなに速くボタンをつけられたの?
    --ガム〔でつけたの〕さ.

 > ●Anche Bruno ammira la favolosa motocicletta di Paolo, la
      Honda di quest'anno e veramente da skianto.
 > やっぱりブルーノもパーオロのすごい単車をほめてるよ,ホンダの
    今年の新車,すっごくナウいもん.

 > ●Suzuki disse a Sato: “Dai, fare l'amore tra uomini non e
      nulla di male.”
 > 鈴木は佐藤に「いいか,男同志で肉体関係を持つのは少しも悪いこ
    とではないんだ」と言った.

 ほんの一文ですが背景にものすごいドラマが感じ取れます。
 ドキドキしながら「鈴木」を全文検索してみました。

 > ●Suzuki parlava arabo.
 > 鈴木の言っていることはチンプンカンプンだった.

 どうやら佐藤には理解されなかったようです。なんてことだ…。

 この調子で「ブルーノ」で全文検索してみました。
 すると背景に彼の激しい生き様が隠されていたのです…。
 
-----------------------------------------
 > ●Bruno preferisce lo studio a ogni altra cosa e consuma piu
      olio che vino.
 > ブルーノは〔他の〕何よりも勉強が好きで,学究肌である.
 ブルーノは真面目な人みたいです。
 
 > ●Bruno, a che ora finisci di studiare oggi?
 > ブルーノちゃん,今日は何時に勉強が終るの?
 お母さんにはちょっと甘やかされているようです。

 > ●Tutti hanno rispetto per Bruno di brutto.
 > みんなでブルーノをめちゃくちゃに尊敬している.
 でもそんなブルーノはみんなから尊敬されているようです。

 > ●Fra i compiti e il lavoro a mezzo tempo Bruno non aveva un
      minuto libero.
 > 宿題とアルバイトの板ばさみになって,ブルーノには少しも自由に
    なる時間がなかった.
 ブルーノは息が詰まりそうな生活をしていたみたいです。

 > ●Domando e dico se Bruno deve fare il cantante con una voce
      come la sua.
 > どうしてブルーノはあんな声で歌手をやらなければいけないのか.
 ブルーノが道を踏み外しました。

 > ●Bruno fece il passo piu lungo della gamba, e in pochi mesi
      si ridusse in miseria.
 > 背のびをしたばかりに(←をして)ブルーノは1~2ケ月で見るもあわ
    れな状態となった.
 可哀想に。

 > ●Beh, Bruno, la vita ha per forza i suoi alti e bassi.
 > そりゃブルーノ君,人生にはどうしたって浮き沈みがあるよ.
 励まされています。
 
 > ●Ti ricordi, Bruno, di quel gorilla che ci ha salvato la
      vita, su quell'isola deserta?
 > あの無人島で僕たちの命を救ってくれた例のゴリラのこと,ブルー
    ノ君,覚えているかい?
 どんな状況だよ。

 ※上記例文中、アクセント符号は表示できないため、省いてあります
 ---------------------------------------------------------
 「CD-現代イタリア語表現辞典」(日外アソシエーツ)
 http://www.nichigai.co.jp/sales/cd-italian.html

 一歩も二歩も踏み込んだイタリア語会話を楽しみたい方におすすめ
 です。もちろん実用的な文例も豊富です!(フォロー)
 ■ Hail to you!

映画監督のウッディ・アレンがTVのインタビューに答えて曰く、「人
生において一番大事なものは、“健康”である」と。たとえどんなにお
金持ちであろうと、絢爛豪華な食事に囲まれようと、愛しい恋人が傍ら
に寄り添おうとも、頭痛や歯痛、腹痛ひとつで全てが台無しです。
昨年はまさにそんなことを実感した節目の年でした...。

  健康は富貴に勝る Health is above wealth.(斎藤和英大辞典より)

「health」の語源を辿ると、whole(完全な)を意味する古英語「hal」
から来ています。heal(癒す)や holy(神聖な)といった語も同根と
のこと。さらにドイツ語の「Heil Hitler!」でお馴染みの英語 hail
(万歳)も「無事であれ」「完全であれ」という意味において繋がって
います。要するに健康=完全な状態という崇高なイメージなんですね。
さもありなん。

さて、私たち TranRadar電子辞書SHOP も心機一転。目下、○年越しの
リニューアルを果たすべく準備中です。今後ともより一層、皆さまの
ご用命にお応えできるよう励みたいと思います。
本年もどうぞよろしくお頼み申し上げます。

                              (竹)
 ■ (電子辞書SHOPスタッフ)あの人はいま...!?

女中・野津
岐阜の方の素朴な町から出てきてはや7年。
都会の水に染まらずに今も純粋な気持ちを持ち続けている、らしい。

丁稚・原沢
いつの間にか(野津をさしおいて)結婚。看護師の奥様の負担軽減のた
め炊事・洗濯・掃除に励む。その日あったことを聞いてもらおうと、奥
様の帰宅を手ぐすね引いて待っているのだが、「疲れてるから後で」と
いわれてしまう、らしい。

苦労人・小森
今どきの若者とは思えぬ、朝晩糠どこをかき回していそうな風貌。
しかも几帳面かつ、頼まれると嫌と言えない性格なので会社のオヤジ達
からの信望厚し。
しかし本人は自分を骨太な九州男児と思っている、らしい。

* * *

皆、電子辞書SHOP 担当からは離れましたが、元気に営業・編集の仕事
をこなしております。
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