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■ 翻訳業界雑記                     吉野 陽

○顔の見えない相手

翻訳には在宅でできる仕事が多くあります。会社勤務が難しく、在宅で
できる仕事ということで、翻訳を選択される方もいらっしゃるようです。
在宅での仕事は会社勤務に比べるとさまざまな魅力があります。

ただコミュニケーションが苦手だから、人と接するのが苦手だからとい
う理由で在宅の仕事を選択するというのは考えものです。

フリーランスで翻訳の仕事をするのであれば、メールでのやりとりが圧
倒的に多くなると思います。一度も相手の顔を見ずに仕事を進めること
もあるでしょう。しかし、だからといってコミュニケーション能力が必
要ないかといえば、それはまったく違います。逆にコミュニケーション
能力がより必要になっています。

メールでのやり取りでは、お互いの表情が見えません。相手の様子を窺
いながら交渉することもできなければ、話している言葉に抑揚をつける
こともできません。つまり書いている文章そのままが相手に読まれるわ
けです。どのようなタイミングで相手が読むのかも分かりません。相手
の精神状態によっては、丁寧に表現したつもりが、却って嫌味に伝わっ
てしまうこともあるでしょう。

品質さえ良ければ問題ない。そう思う方もいらっしゃるでしょう。本当
にそうでしょうか?

品質が良くてもミスは絶対発生します。ミスが発生したときの対応方法
こそ、本当の実力が問われるのではないでしょうか。日頃のコミュニケ
ーションをしっかりとり、相手に自分を理解してもらっていれば、多少
のミスが発生しても信頼は崩れません。逆に信頼をアップする人もいる
でしょう。

よく翻訳会社の方から「この方は確かに優秀なんだけどね」というお話
を聞くことがあります。詳しく問題点を伺ってみると、コミュニケーシ
ョン不足に帰結しているケースが大半です。私たちはさまざまな人々と
接しながら生活しています。仕事も同じです。お互いが気持ちよく、楽
しく仕事ができるかどうか。このあたりが真の実力がある翻訳者の継続
受注の高さや人脈の広さと関係してきているのではないでしょうか。も
ちろん在宅翻訳者に限らず、メールでコミュニケーションをとっている
すべての人たちに同じことが言えるでしょう。

あらゆる場面でメールを利用する機会が増えています。一度も顔を見た
ことがない相手だからこそ、ひとつひとつの言葉を慎重に選んで相手に
伝えることが大切だと私は思っています。

                    (アメリア事務局 吉野 陽)
               http://www.amelia.ne.jp/userTop.do
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