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 ■ 翻訳業界雑記 第28回 『さゆり』と翻訳祭と私    吉野 陽

往年のヒット曲を彷彿させるようなタイトルですが、私にとって入院生
活から始まった2006年も気が付けばあと2ヵ月あまり。おかげさまで例
年に比べてたくさんの本を読む機会に恵まれました。読書家の方からは
「何をいまさら」とお叱りを受けるかもしれませんが、中でも印象に残
っている本は『さゆり』です。

こちらは原題『Memoirs of a Geisha』の翻訳書なのですが、数ページ
読んだところですっかり引き込まれ、上下巻をあっと言う間に読破して
しまいました。読み終わったあと出てきた感想は「原文はどうなってい
るのだろう。どうやって翻訳をしたのだろう」という疑問でした。

というのも、舞台は第二次世界大戦時の京都。しかもその当時の芸者の
お話で、日本特有の表現や言葉が多く出てきており、その翻訳書という
ことを全く感じさせない自然な文章は、日本の小説なのではと錯覚して
しまうほどだったからです。何か機会があれば、翻訳をなさった小川高
義さんにぜひお話を伺ってみたいと思っていました。

そんな折、今年の翻訳祭で小川高義さんが講演会をなさるというお話を
耳にして心が躍りました。会社を休んで行こうかどうか悩んでいる矢先、
翻訳祭の出展に弊社アメリアも参加するということで、そのスタッフと
して参加することになりました。野球ファンの売り子の気持ちを理解し
つつ、喜んだのも束の間、出展ブースと講演会は別の会場ということが
判明。残念ながら講演会に出席することができませんでした。

こうなったら仕事一筋。出展ブースを盛り上げようということで、iPod
shuffleを賞品にした翻訳祭史上初となる「アメリア福引き大会」を催
しました。一般の方はもちろん、アメリア会員の方や協力会社の方にも
お立ち寄りいただき、日頃なかなか直接お会いしてお話しすることがな
いので、大変貴重な機会となりました。お立ち寄りいただいた皆様、こ
の場を借りてお礼申しあげます。

ちなみに今回の翻訳祭の模様は、日本翻訳連盟様でDVDにして販売する
予定があるそうですので、当日お越しになれなかった方はこの機会にぜ
ひご覧になってみてください。小川高義さんの講演会も大変盛況で興味
深い内容だったそうなので、私もDVD発売を楽しみにしようと思います。

                   (アメリア事務局 吉野 陽)
               http://www.amelia.ne.jp/userTop.do
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