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 ■ 翻訳業界雑記 第25回                吉野 陽

  ○インターネット上のレビュー

パソコンも普及し、インターネットを利用する機会も増えてきました。
情報を収集するだけではなく、Blogやホームページなどで情報発信する
人も増えています。

個人が発信している情報は真偽を確かめるのが難しいですが、
「価格.com」のレビューや「Amazon」のレビューなど、商品の購入を検
討する際には大変参考になります。

このようなレビューを閲覧しているのは、商品の購入を検討している個
人だけではありません。商品を提供している企業側も閲覧しています。
この場合、一番貴重な情報は低い評価とその理由です。企業にとっては
商品開発時には気が付かなかった、改良点となるからです。

そして商品ではありませんが、インターネット上で翻訳会社を評価する
システムが海外に多数存在しています。
もっとも有名なところは「Proz.com」です。

http://www.proz.com/

ここでは仕事を受注した翻訳者が、翻訳会社に対して「もう一度仕事を
したいか」という視点から5段階評価とコメントを投稿できるようにな
っています。

投稿されている内容すべてを鵜呑みにすることができないのは先に述べ
たとおりですが、翻訳者にとっては「対応の良い翻訳会社」を探し出す
ことができますし、「対応の悪い翻訳会社」との受注を回避することも
可能になります。

さて、それでは「価格.com」のレビューや「Amazon」のレビューと同様、
企業側にとって低い評価とコメントは貴重な情報になるのでしょうか。
「Proz.com」に寄せられている低い評価のコメントをのぞいてみると、
下記の内容が挙げられていました。

「納品後に連絡がない」
「未払いのまま半年が経過している」
「経理がいい加減」

翻訳者側が請求書を送っていないなど、企業側だけの問題ではないかも
しれませんが、いわば反省材料以前のビジネスマナーの問題で、十分に
回避できるトラブルに思えます。このようなトラブルさえ解消すれば、
評価が悪くなる翻訳会社は圧倒的に減るのではないでしょうか。そして
翻訳業界全体に良い影響を与えることは間違いありません。

翻訳業界の健全化が求められている昨今、「Proz.com」に代表される翻
訳会社評価システムは、現在のところ日本には存在しておりません。
「翻訳業界の活性化、健全化」に寄与できるシステムなだけに残念です。

なぜ今回、この話題を取り上げたのか。実は私、日本初の「翻訳会社評
価システム」のプロジェクトリーダーを現在担当しています。アキレス
腱断裂もなんのその(←前回お伝えした入院の理由)。松葉杖を振り回
しながら、現在あらゆる難敵と格闘中です。オープンは5月連休明け。
このシステムで少しでも翻訳業界の発展に寄与できればと願っておりま
す。

                  (アメリア事務局 吉野 陽)
              http://www.amelia.ne.jp/userTop.do
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