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■ イギリス紅茶事典
 まえがきの「まえがき」にかえて--著者としてご挨拶
                         三谷 康之

「一期一会」を以て日本の茶道の極意とするならば、「神様と一緒
に飲む」という気持ちがどこかに潜むのがイギリス流紅茶道といっ
ても過言ではありません。その意識が紅茶を飲む時の作法のひとつ
として表に顕れてもいるからです。そのように、紅茶は紅茶独自の
文化を発展させてきているわけで、そのことについての知識も持た
ずに、童話をも含めてイギリスの文学作品を理解しようとするのは
無謀といってもよいのです。

もっとも、紅茶に関する本は国の内外を問わず既に数多く出ていま
す。しかし、何かの小説を読んでいて未知の紅茶用語に出会った時
に、それらの書物を参考にしようとしても、一体どの部分、どのペ
ージを読み直せばよいのか戸惑うばかりで、かといって、その度ご
とに最初のページから通読するというわけにもいきません。

従って、本書は「事典」の形式をとって、用語を「見出し語」とし
て示した上で、詳細な解説を施したものとした次第です。見出し語
の数は 200 項目以上(索引項目は約600 )にわたり、それぞれに示
した文学作品からの用例は、73 人の作家から 115 作品に及んでい
ます。それに「補遺」として、紅茶以外にもイギリスでよく知られ
ている「食べものと料理」について、同様の形式で記述してありま
す。さらに、百聞は一見に如かずということでもありますので、そ
ういった言葉による解説だけではなく、写真やイラストも豊富に添
えて、そのもののイメージがつかみやすいような配慮もしてあります。

また、本書が事典である以上、「引く」ことを目的として編集して
ありますが、実は、「読む」ための事典でもあって、ひとつの用語
に関連するほかの用語を「類語辞典」のように配列して説明を加え
てありますので、章ごとに通読することによって、まとまった情報
知識が得られる仕組みにもなっています。

ジョージ・オーウェルのいう「イギリス文明を支える柱のうちの一
本である紅茶」について知るために、ひいてはイギリス文化全体を
理解する上で、本書がその一助とでもなることができれば幸甚の至
りです。


『イギリス紅茶事典―文学にみる食文化』 三谷康之著
  日外アソシエーツ発行 5月刊 定価\6,600

詳しくは↓をご覧ください。直接ご注文も承っております。
http://www2.neweb.ne.jp/wd/nichigai/tranradar/mitani/tea1.html
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