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■ トランネット便り ~ JWH Author's Voice

リテラリーエージェントという仕事柄、仕事場にはあらゆるジャンルの
本が集まってくる。うずたかく積まれた本の中でもひと際存在感を示し
ているのが、仏文学者で國學院大學名誉教授、花輪莞爾氏が2006年に上
梓した小説集成、『悪夢百一夜』(ウチヤマ出版)である。

この書籍を手に取った時は思わず尻込みした。総ページ数1338ページで
本文二段組。サイズは広辞苑にも引けを取らない。ところがいったん読
み始めるとぐいぐいと引き込まれ、たちまち虜となってしまった。悲劇
に翻弄される登場人物たちの葛藤を、ユーモアと恐怖を織り交ぜながら、
読む者を虚構と現実とが入り混じる不思議な世界に引きずり込む。稀に
見る現代の奇談、怪談集と見えて、本格文学である。

この百一の短篇集を毎日一篇ずつ読むことに至福を覚えたため、通勤電
車の中で読もうと持ち歩いた時期もある。しかし、カバンがまるで羊を
飲み込んだアナコンダの様相を呈し、おまけに書類も入れられず仕事に
支障が出るに至ったので、思案したあげく、読書空間を通勤電車から風
呂場へと変えてみた。電気を消して蝋燭を点し、薄暗い靄が立ち込める
中でその幻想的な世界をさらに効果的に味わうことに味
をしめた筆者は、ますますこの物語に捉えられてしまったのである。本
書はよく「ヒッチコック劇場」の面白さに例えられることがあるようだ
が、私たちの潜在意識や恐怖感を限りなく刺激してくれるこの花輪莞爾
という作家が一体どんな人物なのかを知りたい一心で、今月お会いして
きた。

▼続きはこちらのhtml版をどうぞ
http://www.trannet.co.jp/pre_up/web_news/2008/column/authors_voice/hanawa.html

▼海外出版を実現するためのプロモーションサイト
【Japanese Writers’House】では花輪莞爾氏の『悪夢百一夜』の版権を
海外に紹介しています
http://www.trannet-japan.com/ep/tjc_rights_dtl.asp?rt=R0000061
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